水平線を引くことは、水が流れていくように線を引く速度と響きあって移っていく。気持ちが静まって、広がっていく感じが手の動きとあいまって感じられる。
作業手順
疎から密へ「129本の水平線をひく」A4画用紙タテ位置
① 天地の二本の線を画面に引く
② 線と線のあいだを目で見て真ん中に線を引く
③ それぞれできた2つのあいだの真ん中を線で引く
④ 以下、あいだが4,8,16,32,64、と線を引いていく
目で見て真中に線を引く。間隔は、徐々に狭まり目がチカチカして、手が震え、イライラして、呼吸を整える。息を詰め、力を抜いて線をひく。
このように、おのずと線を引くしぐさや方法への気づきが生まれてくる。単純な繰り返しのなかに身体が応答し、線を引く感覚からいろんな意識が生まれてくる。
もう引けないところまでいったら、画面全体をよく見て、○○のようだとか、○○にみえるとか、思い浮かぶ言葉を添えてみよう。画面から感じることを言葉にすることで、イメージや意味のようなものがたち現れてくることを味わってほしい。
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